長野県林業大学校、岐阜県立森林文化アカデミー、京都府立林業大学校の3校は、「将来の林業の担い手となるべく各校で学ぶ学生同士の交流の促進」、「安全作業への意識付け及び、林業技術・知識のより一層の向上」などを目的として、各校持ち回りで平成26年から「伐木選手権」を行っています。

今年の「伐木選手権」は、長野県林業大学校がホスト校として、11月16日(木)から11月17日(金)までの二日間で行いました。

初日の11月16日は、学生同士の交流を図るために、木曽町福島町内の史跡や名所を巡る「街中ウォークラリー」を行い、夕食を兼ねた「懇親会」では、ウォークラリーの表彰式や、各校の学校紹介、選手紹介などが行われ、翌日の「伐木選手権」に向けて大いに盛り上がりました。

11月17日の「伐木選手権」は、朝から雨が降るあいにくの荒天での中の開催になりました。しかし、そうした荒天を吹き飛ばすかの熱戦で、各校の総合順位が種目の結果ごとに入れ替わり、最終種目の「伐倒競技」で本校が逆転で「総合優勝」するという劇的な決着となりました。

本大会には、多くの森林・林業関係の企業や地元の木曽地域の企業・商店の皆様に協賛いただきました。表彰式でいただいた賞品を手渡された各競技の入賞者は、笑顔いっぱいでの表彰となりました。

前日の準備から大会の運営、片付けまで大活躍した1年生、最後まであきらめずに競技で戦った2年生全員の力で勝ち取った「総合優勝」でした。